西宮市【西宮北口・JR甲子園口】の整形外科 たかひろクリニックのホームページです。リハビリテーション・リウマチ・膝(ひざ)関節を専門に、あらゆる整形外科疾患に対応し、より良い地域医療を提供できるクリニックを目指します。

リウマチ外来

リウマチ外来

リウマチ専門医療

当院ではリウマチに特化したリハビリや外来を行っています。

関節リウマチの寛解を目指して

当院のリウマチ外来は関節リウマチの早期診断・早期治療の原則のもとに、関節リウマチ診療ガイドラインに基づいて、生物学的製剤治療リウマチに特化したリハビリを含めた専門的な診断・治療を提供しております。
患者様の個別のニーズや状況に合わせて、包括的かつ個別化されたケアプランを立案し、その後の経過管理も行っております。また、患者様とのコミュニケーションを重視し、疑問や不安に対して丁寧に対応することを心がけております。
経験豊富な医師(日本整形外科学会認定リウマチ医及び日本リウマチ財団リウマチ登録医)と看護師(日本リウマチ財団リウマチケア認定看護師)が連携して最新の診療技術を駆使し、患者様の症状の改善と日常生活の質の向上を目指しています。

※日本整形外科認定リウマチ医とは

整形外科専門医の資格を取得した上で、リウマチ医としての研修を受けています。また学会や研修会に一定時間以上の出席し、常に最新の知識の獲得している医師が認定されています。

✽日本リウマチ財団登録医とは

リウマチ専門医として、専門的な知識や技術を有する医師が、リウマチ性疾患を数多く診療した経験があり、さらにリウマチについて研修会などで研さんを積むことで、適切な医療を提供できると認定を受けて登録されています。

※(財)日本リウマチ財団リウマチケア看護師とは

リウマチ性疾患の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる者で、リウマチ財団が認定する資格です。

関節リウマチとは

関節リウマチの原因は明らかになっていませんが、免疫の異常により関節に炎症が起こり、痛みや腫れ、変形を起こす全身性の慢性疾患です。

関節リウマチに悩む患者さんは日本で 70万人以上 男女比はおよそ 男1:女3~4 発症年齢のピークは 30~50歳代

関節リウマチに悩む患者さんは日本で 70万人以上 男女比はおよそ 男1:女3~4 発症年齢のピークは 30~50歳代

関節リウマチの症状

関節症状…関節の痛み、腫れなど。 関節外症状…からだのだるさ、貧血など。

関節症状

関節には日常生活に大きく影響を与える症状があらわれます。

関節の腫れ・痛み

関節の変形

関節外症状

関節リウマチは全身性の病気です。症状は関節にとどまらず全身にあらわれます。

関節外症状 皮下結節(リウマトイド結節)/だるさ・疲労感/貧血/肺の炎症/眼の炎症/血管の炎症

  • 皮下結節(リウマトイド結節)
  • だるさ・疲労感
  • 貧血
  • 肺の炎症
  • 眼の炎症
  • 血管の炎症

関節リウマチの症状のしくみ

関節リウマチの症状のしくみ

※サイトカインとは?

免疫反応を調節する物質で、炎症の悪化や関節の破壊を促進します。

関節リウマチの症状のしくみ

関節リウマチの症状のしくみ

どんな時に関節リウマチが疑われるの?

  • 関節リウマチは、早く見つけ(早期診断)、早く治療(早期治療)を始めるほどよい経過が得られます。
    発症後3年以上で約30%の方に障害が発生します。
  • 体中の色々な臓器にでるため、寿命がおおよそ10年短くなります。
  • リウマチ発症後およそ2年以内に急速に関節破壊が進行(下図)

関節リウマチ発症後経過年数

関節リウマチ発症後経過年数

関節リウマチの検査

関節リウマチでは、診断のほか、炎症の程度や貧血、薬剤の効果や副作用を調べる目的で、さまざまな検査が行われます。

血液検査

診断の確定や炎症の程度、他の病気との鑑別、薬剤の副作用の有無など調べる。

主な検査項目

血液検査
  • 炎症マーカー …赤沈、CRP→炎症の程度をみる。
  • 免疫検査…リウマトイド因子→リウマチ患者さんの70%~80%が陽性を示す。
    抗CCP抗体→早期リウマチ患者さんでも2/3が陽性を示す。 抗核抗体、免疫複合体、補体など
  • 白血球、赤血球、ヘモグロビン、血小板など
  • 肝機能

関節液検査

関節液検査

炎症に関連する物質の有無を調べる。

主な検査項目

  • 関節液の状態
  • 細胞数、細胞分画、タンパク

X線検査

X線検査

診断の確定のほか、病気の進行をみる。初期段階の関節の変化も発見できる。

エコー検査

エコー検査

早期に診断すること、炎症の程度を知ること、治療薬剤の有効性を評価します。 エコー検査の進歩によってX線(レントゲン)写真ではわかりにくい小さな骨の変化や炎症の程度がわかます。 当院では最先端のリウマチ専用エコーを導入しております。

関節リウマチの治療

治療の目的

関節には日常生活に大きく影響を与える症状があらわれます。

  1. 関節の痛みを軽くする。
  2. 異常な免疫の働きを抑え、炎症の悪化を防ぐ。
  3. 関節の働きを維持・強化する。手術により関節の機能をとりもどす。
  4. 生活の質(QOL)を維持・向上させる。

当院では患者様の症状や病状に応じて、薬物療法生活習慣改善理学療法(リハビリテーション)関節注射外科手術など多様なアプローチを取り入れています。

関節リウマチの治療

関節リウマチの治療

薬剤による治療

薬剤による治療

手術療法

薬物療法やリハビリテーションで十分な効果が得られない場合は、手術を行います。

関節リウマチのリハビリテーション

関節リウマチのリハビリテーション

理学療法士が院長と連携してリハビリを行います。 筋力強化を行ったり、関節への負担を最小限にするための動作を練習することにより「日常生活の動作」がしやすくなります。 また、関節への負担を最小限にする動作を覚えることで、関節を保護したり、関節にかかる負担を和らげたりすることができます。 リウマチのリハビリは効果があると医学的には証明されているにもかかわらず、リウマチ患者さまのリハビリを行っている病院は 現在全国的にもほとんどなく少しでもリウマチ患者さまの障害を緩和するために当院では積極的に行っています。

リハビリテーションの流れ

リハビリアンケート

当院では積極的にリウマチのリハビリを行っております。

当院は、介護保険の通所リハビリテーションも併設しております。
関節リウマチの方は40才から介護保険サービス利用の申請が可能です。申請後、該当された方、または、申請前の方でもお気軽にご相談ください。

関節リウマチの情報掲載

(提供:一般社団法人 日本リウマチ学会)

(提供:公益社団法人 日本リウマチ財団)

毎週土曜日(完全予約制)予約専用ダイヤル0798-31-5657

TEL 0798-31-5656

外来診療担当医はこちら

 
午前
午後

診療時間/午前9:00~12:00 午後4:00~7:00
※都合により変更となる場合あり

休診日 : 木曜・土曜午後、日曜・祝日

〒663-8107 兵庫県西宮市瓦林町20番11号

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